秋の夜長、何をして過ごしていますか

このところ、日が暮れる時間が少しずつ早くなってきました。夏の間は作業を続けられていた時間帯が、氣づけばもう薄暗くなっています。秋の夜長という言葉を、実感として感じ始める頃です。

夜が長くなると、なんとなく淋しさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、感じやすいたちのわたしにとっては、この時間の長さが、むしろありがたく感じられることもあります。

昼間は氣づかないうちに周りの情報を拾いすぎてしまうのですが、夜、灯りを絞った部屋でひとり過ごす時間は、それらをようやく静かに整理できる時間になります。

本を読む、手を動かす、ただぼんやりと過ごす。特別なことをしなくても、夜の静けさそのものが、一日の輪郭を整えてくれる氣がしています。

忙しい日々の中で、こうした「何もしない夜」を意識的に作るのは、簡単なようで案外難しいものです。この秋は、少しだけ意識して、夜長を味方につけてみようと思っています。

夜の静けさは、一日を整理するための、もうひとつの時間。

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