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by MacFunamizu
八ヶ岳の夜は、街の灯りが少ないぶん、星がよく見えます。
この時期は特に、天の川がうっすらと見える夜もあります。関東に暮らしていた頃は、星をゆっくり見上げる時間そのものが、ほとんどありませんでした。
星を数えるのに、目的はいりません。ただ見上げて、光の点を目で追うだけの時間です。役に立つかどうか...
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by MacFunamizu
午後になると、急に空が暗くなり、夕立が降ることが増えてきました。
予報を見ていても、実際に降り出すと、いつも少し驚いてしまいます。慌てて窓を閉めながら、それでもどこかで、この匂いを待っていた氣もします。
雨上がりの、土の匂い。あの匂いを嗅ぐと、なぜか子どもの頃のことを思い出します。理由はうまく...
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by MacFunamizu
このところ、直売所には山梨の桃が並ぶようになりました。
大小さまざまな桃の中から、ひとつを選ぶのは、実はなかなか時間のかかる作業です。香り、色、硬さ。どれを優先するかで、選ぶ桃はまったく変わってきます。
効率だけを考えるなら、目についたものを手に取ればよいのかもしれません。それでも、香りを確か...
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by MacFunamizu
気づけば、七月も終わりに近づいています。
もうすぐお盆の季節です。ご先祖様や、亡くなった方を思う時間が増える季節でもあります。わたしも、この時期になると、これまでお世話になった方々のお顔を、一人ずつ思い浮かべることがあります。
感謝は、貯めておくと、いつの間にか行き場を失ってしまうもののように...
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by MacFunamizu
この季節は、夜になると遠くから花火の音が聞こえてきます。
近くの町で花火大会が開かれているようで、姿は見えず、音だけが山を越えて届きます。ドン、と少し遅れて響く音を聞きながら、今夜はどんな色が上がっているのだろうと想像しています。
人混みが苦手な方にとって、花火大会の会場は少し氣が重いものかも...
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by MacFunamizu
八ヶ岳の朝は、蝉の声で始まります。
種類によって鳴き方が違うと知ったのは、実はここに暮らし始めてからでした。低く響く声、細く長く伸びる声。それぞれの声を聞き分けられるようになるまで、少し時間がかかりました。
蝉の命は短いと言われています。短いからこそ、あれほど大きな声で鳴くのかもしれません。そ...
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by MacFunamizu
明日は、土用の丑の日なのだそうですね。
うなぎを食べる日、というくらいの知識しかなかったのだけれど、調べてみると「土用」は季節の変わり目にある約十八日間のことで、一年に四回訪れるらしい。夏だけのものだと思っていたので、少し驚きました。
工房の猫は、この時期になると急に伸びが長くなります。床の同...
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by MacFunamizu
立ち止まることも、途中でページを閉じることも、どこか後ろめたいような気がしてしまう日があります。
忙しく過ぎていく時間の中で、いつも「次」のことばかりを考えて、目の前にある「いま」をどこかに置いてきてしまう。そんな時、心や頭に必要なのは、完璧な答えではなく、ただ静かに息をつける小さな「余白」な...
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by MacFunamizu
周りの人の意見や、SNSのタイムラインで流れてくるきらびやかなトレンド。それらを毎日眺めているうちに、「じぶんは本当はどうしたいんだろう」と、じぶんの真ん中が分からなくなってしまうことはありませんか。他人のジャッジが溢れる社会では、わたしたちは簡単にじぶんを見失ってしまいます。
「今日、あな...
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by MacFunamizu
日々の暮らしが単調で退屈に思えたり、心がカサカサと乾いてしまう瞬間はありませんか。世間のスピード感や他人の賑やかな話題にばかり目を向けていると、わたしたちは自分の身の回りにある大切な美しさを見落としてしまいます。
そんな日は、少しだけ視線を下げて、足元にある「普通のもの」をじっと見つめてみま...
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by MacFunamizu
毎日を一生懸命に生きていると、頭の中が「あれもこれもやらなければ」というタスクで複雑に散らかってしまうことがあります。何もしたくないのに、ココロのエンジンだけが空回りして止まれない。そんな状態は、とても苦しいものです。
プロのデザイナーとして、わたしは長年「美しく整理する」という仕事をしてきま...
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by MacFunamizu
わたしたちは毎日、知らず知らずのうちに「だれか」の目を気にしながら生きています。SNSのいいねの数、仕事の評価、あるいは都会の洗練された暮らしへの憧れ。そうした外側のジャッジは、繊細なココロをいつの間にかがんじがらめにしてしまいます。
アトリエのソファーの上で、ネコがただ静かに丸くなって寝息...
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