しおかぜレモンのまちブログ

  • 騒がしいニュースの海と、静かな水たまり

    毎日のニュースやSNSのタイムラインは、まるで荒れ狂う大きな海のようです。絶え間なく新しい波が押し寄せ、わたしたちのココロを遠くへと押し流そうとします。特に繊細な感受性を持つ人にとって、その大きな波に耐え続けるのはとてもエネルギーが必要です。 そんな情報の海に溺れそうになったときは、そっと目...
  • 音のない「ありがとう」を、そっと置く

    「ありがとう」という言葉はとても美しいものですが、ときどき、その言葉を口にしすぎることで、心の奥にある本当のぬくもりが少しだけ薄まってしまうように感じることがあります。言葉は便利ですが、ときに複雑な気持ちを単純なものに整理しすぎてしまうからです。 そんなとき、わたしは言葉ではなく、指先の感触...
  • 夏のまぶしさに疲れたら。光のとなりに「涼しい余白」をデザインする習慣

    梅雨が明け、本格的な夏がやってくると、街はアクティブなエネルギーで満ちあふれます。旅行の計画、にぎやかなイベント、SNSに並ぶまぶしいお出かけの写真。そうした「外側の強い光」に触れ続けていると、感受性が豊かなHSPやエンパスの方は、自分のペースを乱されてどっと疲れてしまうことがあります。 八ヶ...
  • 光のつよさと、木陰のしずけさ

    窓の外を見渡すと、まぶしい夏の光が世界を強く照らしています。世間では夏休みやにぎやかなお出かけの計画など、活動的な話題で溢れかえる季節です。けれど、そのまぶしさに、ココロがすこしだけ気後れしてしまう日もあります。 そんな日は、無理に外側のまぶしさに合わせようとせず、八ヶ岳のアトリエの窓を小さ...
  • 自分を見失いそうな現代人に捧ぐ。「じぶんで選んだ小さなひとつ」に宿る心の聖域

    周りの人の意見や、SNSのタイムラインで流れてくるきらびやかなトレンド。それらを眺めているうちに、「じぶんは本当はどうしたいんだろう」と、じぶんの真ん中が分からなくなってしまうことはありませんか。他人のジャッジが溢れる社会では、わたしたちは簡単にじぶんを見失ってしまいます。 「今日、あなたが...
  • 拾い上げた流木が教えてくれる、小さな宇宙

    毎日同じようなことの繰り返しで、なんとなく心がカサカサと乾いてしまう瞬間はありませんか。世間の賑やかなニュースやエンタメの消費スピードに心が追いつかなくなると、わたしたちは日常を退屈なものとして捉えてしまいがちです。 けれど、散歩道の足元に目を向けてみると、そこには驚くほど豊かなアートが転がっ...
  • 静寂という名の一番贅沢な音

    どこへ行っても人工的な音楽や広告、誰かの話し声が溢れている現代の街。常に耳から大量のノイズを受け取り続けていると、感じすぎる性質を持つ人たちのココロは、いつの間にか飽和して、疲れ切ってしまいます。 八ヶ岳の夕暮れ、アトリエの窓辺でネコがふと耳をピクッと動かしました。その視線の先を追ってみても...
  • テーブルの上の余白、ココロの隙間

    「何もしたくないけれど、止まれない」。ココロのおかたづけをしていると、そんな切実な声をよく耳にします。日々の仕事や社会のスピードに追われ、頭の中が複雑に散らかってしまったとき、わたしたちは「しなければならないこと」の濁流に飲み込まれてしまいそうになります。 プロのデザイナーとして、わたしは長...
  • ガラスを伝う、小さな宇宙

    しとしと、ぽつ、ぽとん。窓の外では、静かな雨が降り続いています。すっきりしない天気が続くと、なんとなく気持ちまで沈みがちになるものですが、そんな日こそ、わたしは窓ガラスに寄り添う小さなデザインに目を向けます。 ガラスを伝って、さらさらと流れていく一滴の雨粒。「あの雨粒は、どこへ行くんだろう。...
  • だれかの物語ではなく、じぶんの「今」を

    足元に眠る、ジャッジのない時間 ネコがわたしの足元で、ただじっと、じぶんの肉球を見つめています。その姿を見ていると、外側の世界でだれが成功したとか、どんな流行が生まれているかといった賑やかなノイズが、どこか遠い国の出来事のように思えてくるのです。 誰かの物語や、華やかな芸能のトピックにココロが...
  • そのままの形で、「カチッ」とはまる場所

    社会が用意した「四角い枠」の中に、自分を無理やり押し込もうとしていませんか。 角を削り、形を変えて、なんとか「普通」になろうとする。 けれど、削られた部分は、あなたの本当の力だったはずです。 わたしの描く「ことばのない絵本」の主人公は、不規則で、不思議な形をしています。 周りの整った幾何学たち...
  • 音のない朝に、ひらくもの

    朝、目が覚めても、スマートフォンの画面に指を滑らせるのをやめてみます。絶え間なく流れ込んでくる都会のニュースや、誰かの賑やかな噂話。それらはわたしの心を、いつの間にか遠くの知らない場所へと連れ去ってしまうから。 八ヶ岳の窓を開けると、ただ冷涼な空気と、鳥たちのさえずり、そして葉を揺らす風の音...