多肉植物、はじめて育てる方に伝えたいこと
「植物を育ててみたいけれど、すぐ枯らしてしまいそうで氣が引ける」というお話を、店頭でよく伺います。そんな方にまずおすすめしたいのが、多肉植物です。
多肉植物は、葉や茎に水分を蓄える性質を持っています。苔とは逆に、水を頻繁にあげる必要がなく、むしろ少し放っておくくらいのほうが元氣に育ちます。忙しい方や、お世話に自信がない方にこそ向いている植物です。
水やりの目安は、土がしっかり乾いてから。季節にもよりますが、2週間に1度ほどで大丈夫なことが多いです。葉がふっくらしているうちは、水をあげなくても心配ありません。
置き場所は、日当たりの良い窓辺が基本です。苔テラリウムとは反対に、多肉植物は日光を好みます。ただし真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になることがあるので、レースのカーテン越しくらいがちょうど良いこともあります。
形も色もさまざまな品種があり、1つずつ性格が違うように見えてくるのも、多肉植物の面白いところです。小さな鉢をいくつか並べるだけで、窓辺の景色がぐっと豊かになります。
「枯らしてしまいそう」という不安を持っている方こそ、まずは多肉植物から始めてみてください。案外、長く付き合える相棒になってくれると思います。
不安なときほど、手のかからないものから始めていい。